経営理念について解説してきましたが、
その最後、
「プラスワイズに関わる全ての人を可能な限り幸せにする」の
部分について書きたいと思います。
会社経営をしていると実にいろんな人と関わりながら仕事をします。
お客様、社員とその家族、仕入先、業者さん
願わくば関わる人全員が幸せになってもらいたいものです。
中でも社員は、休日を除けばほぼ毎日顔を合わせて
何かしら会話をしますので、その思いは年々強くなっていっているように
感じます。
昔(会社を立ち上げた当初から2年くらい)はあまりこういう気持ちにならず、
「自分がよければよい」「自分の会社が儲かればよい」という
気持ちのほうが強かったと思います。
きっかけは2年半くらい前、
急に体調を崩し、緊急入院することになってしましました。
その当時はまだ、わたしを含め社員6、7人くらいだったような・・
繁忙期の9月に、急に2週間くらい会社を休んでしまいましたが、
残った社員で会社をまわしてくれました。
(その9月がその年の月商でダントツNo.1でした)
また同時期に、弊社の海外輸出担当が初めて
まとまった商談を決めてくれました。
ミャンマーのお客様から300万円くらい振込があったような・・
上記2点のことに非常に感動したのと同時に
「自分が何かを達成するより、社員が何かを達成してくれたほうが
自分もうれしい。」という感覚を味わうことができました。
それ以来、またこの感覚が味わいたいので
仕事は積極的に社員に任せることにし、
任せられる社員を雇える環境づくりに徹しているつもりです。
とはいえ、経営理念に「可能な限り幸せにする」と
「可能な限り」を加えたのは
「幸せ」というのは他人から与えてもらうのものではなく、
自分で考えて、自分で整えていくべきものだと思っているからです。