BLOG

選択と集中派?それとも多角経営派?

会社の戦略、経営手法について
「選択と集中」という言葉があります。

(選択と集中とは自社の得意とする事業分野を見極め、
その事業分野に対して経営資源を集中的に投下することによって経営効率や業績を高め、
競合他社との差別化を図る攻めの経営戦略です。)※BizHintより

対して「多角経営」という手法もあります。

(経営多角化とは企業の経営活動を多種多様な分野に広げること。
本業と呼べるような一つの事業分野をもちつつ多少の多角化をしている本業中心型,
本業といえるような事業はないけれども,多くの事業が技術や市場などで相互に関連している関連型,
コングロマリットに代表されるような事業間の関連性に乏しい非関連型などに分類できる。)※コトバンクより

プラスワイズのホームページを見てもわかるとおり、
わたしは断然、多角経営派です。

当社は農業用品のインターネット通販をコア事業としていますが、
運営しているECサイトもターゲットとしているお客様別に分けていますし、
独立した海外輸出部門も設けています。

そうすることによって多様な人材の受け入れが可能となります。
社員の個性、強み、ひらめき、アイデアを殺したくはありません。

先日、クラウドファンディングのセミナーに参加した際、
タニタさんの事例が紹介されていました。

タニタさんと言えば体重計をはじめ、健康分野に広く進出されている企業です。
そのタニタの社員さんがプレイステーション4用のツインスティック状コントローラを企画したそうです。
普通に考えれば健康促進企業のタニタの社員がプレステ用のコントローラを作るなんて
経営戦略上「No」となりそうですが、
クラウドファンディングでお金が集まったら開発してよいとの「go」が出たそうです。

結果、4,000万円の開発費募集に対し、8,000万円の投資が集まったとのこと。
これはもう、タニタさん的には製品化するんでしょうね。

タニタ経営陣の遊び心に賛成です。