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箕輪厚介さんの講演会へ行ってきました

昨日(9月8日)、新潟県民会館で開催された
箕輪厚介さんの講演会へ行ってきました。

わたしはずかしながら、箕輪厚介さんのことを全く知らず、
社員のサイボウズofficeに「箕輪厚介」とあったので
何かなぁ・・と検索をかけたところ
現代の革命児・カリスマらしく、
これはおもしろそうだと思って足を運んだ次第です。
(チケットは持っていなかったので、「当日行けばなんとかなるか!?」
と思って早めに行ったところ、受付の人が当日券を販売してくれました。ラッキー!)

講演を聞く中で「目からウロコ」的な内容はそれほどありませんでしたが、
共感する部分はたくさんありました。

まず一番共感できた部分は
周囲に認めてもらう一番いい方法は結果(数字)を残すということ。
自分が編集した本が出版不況の中でも数十万部と売れたから
ついてきてくれている人や応援してくれる人がいてくれるわけで
結果も残していない人が意識高い発言ばかり繰り返しても
ただ頭がおかしい人で終わっちゃいますよ。とのことです。

仕事を楽しむにはどうすればいいですか?
という質問に対しては
会社の中で自分が認められる存在になること。
その人がいなければ会社や事業が成立しない、業務が回らないなどの
存在理由を明確に持てれば、仕事が楽しくなるそうです。
新入社員のころは自分にしかできない仕事がないから、
仕事が楽しくないのは当たり前だそう。

自身をメディアやSNSなどで露出し
批判や嫉妬、炎上は怖くないですか?
という質問に対しては
それは「覚悟」の問題。
ある一定以上のレベルになろうと思えば
そんなことに不安を感じている場合ではない。
どちらかに振れれば落ちてしまう平均台の上を歩いている感覚だそう。
どんな批判も一週間も過ぎれば大概の人は忘れてしまう。
だから自意識過剰になるのはよくない。
とのこと。

仕事を受ける、受けないの線引きは?
という質問に対しては
企画を読んで、自分で絵が全てみえてしまう仕事、誰か他の人がやっても結果が同じ
という仕事は燃えないのでやらない。
逆にすぐにイメージがわかない、こうなった場合どうなるんだろう?
と好奇心が沸く仕事は受けるそうです。

あとなんだったかなぁ??
(普段メモ帳は必ず持ち歩くのですが、
日曜ということもあり、手ぶらで行ったのがまずかった・・)

彼女がいないのですがどうすればできますか?には
とにかく出会いの場にたくさん行くこと。
100回行ってダメなら、1,000回行けばいいそう。

大事にしているのは
「他人にウソはついてもいいが、自分にウソはつかない」
ということ。

長期の目標は立てない。
今現在楽しいという状態を継続していけば、
さらに楽しい仕事が降ってきて
だんだん大きな仕事ができるようになるそう。

出会いたい人には必ず出会える。
ただ、自分のレベルよりはるかに上の人と会っても相手にされない。
自分のレベルを上げていけば、めぐりめぐって、憧れだった人とも
一緒に仕事ができるようになるそう。

一人になりたいときはないですか?には
一人の時間は無茶苦茶大事。
意識してつくるようにしているそう。

人生で苦しいときはなかったか?には
サラリーマン時代、手取り30万円くらいで
家賃が12・3万円で子供が二人いて嫁は働きにでることもできず、
とにかく金がなかったのに、仕事はメチャクチャ忙しい。
埼玉県から片道2時間の満員電車に揺られて会社に行くのが
無駄感とストレスで大変だった。
でもそんなときでも一日10分だけは
「出版業界の未来はどうなるのか?」
「この先、5年・10年どうやって行きていくのか?」と
長期のことをじっくり考える習慣を持っていたそう。

2時間の講演だったので他にもいろいろ聞いたし、
さきほども書きましたが、メモを持っていかなかったため
記憶を頼りに書いています。
間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください。

箕輪さん、出てきたときの恰好からして(講演会なのにTシャツ、短パン、ビーチサンダルでした)
もっとぶっ飛んだ人かと思いましたが、
かなり論理的だし、正直な人。
自分の思ったとおりに進んでいる人に憧れを抱く時代なんだなぁ
と勉強になりました。