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アイデアの出し方

社長なんかしていると
大なり、小なり問題はほぼ毎週のように起こります。

問題にはその場、その時で判断できる(しなければならない)問題と
中長期的に解決しなければならない問題の
2種類があるかと思います。

その場、その時で判断しなければならない問題は
ある意味判断することに、「慣れ」てくるので
判断することをそれなりに長く経験していれば
まぁ、だいたいできるようになります。

中長期的に解決しなければならない問題は
会社のステージが上がっていくに伴う
新規の問題が多いので、
アイデア(問題解決)をひねり出すのに苦労します。

わたしの場合、だいたいにおいて
職場でパソコンに向かってても
アイデアやひらめきは起こらないので、
職場の机に座ってアイデアをひねる
ということはあまりやりません。

会社のパソコンに向かっているときは
誰にも振れない作業をやっているときか、
問題がないかチェックしているか、
アイデアを実行に移しているか
のどれかです。

わたしの場合アイデア(ひらめき)が起こるのは
圧倒的に朝が多いです。

社員や家族には「おじいちゃんかよ!!」とツッコまれることも多いですが、
ひどいときは朝4時くらいに起きて
本を読んだり、リビングをブラブラしながら、
なんか考えごとをしています。

そうしていると「これはいいんじゃね??」という
アイデアが思いついて、忘れないうちに
自分の職場のメールアドレスに携帯からメールを打つ
なんてことをよくやったりしています。

ただやっぱり問題を解決するアイデアは
そんなにすぐに思いつけないことも多いので
長い期間思い悩むことも、もちろん多いです。

それと意外に重要なのが、家に帰っても考えなければならないほど
「仕事に対して本気かどうか」ということです。

たまに「仕事とプライベートの使い分けがうまくなったので
家にいるときは仕事のことは考えません」というのが
「かしこい人」の代名詞的に使われますが
それは多分「仕事に対してあんまり本気ではありません」という
ことを宣言しているだけのような気がするので
あんまり公言しないほうがよいように思います。

それを証拠に、わたしも銀行に億を超える借金をしてからは
朝、目覚まし時計が鳴るまでゆっくり眠る
ということがめっきり少なくなりました。