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新卒のときはとにかく世界へ出たかった

インフルエンザで6日ほどダウンしてしまいました。
この時期の子供の高熱にはご注意ください。

さてさて、何とか頭も回ってきて、あまり過去は振り返らない性格ですが、
新卒採用がスタートしていますので、自分の新卒時代を思い出してみようかと・・

わたしは法政大学の大学院、システム工学専攻に在学していました。
当時は「IT革命」なんて言葉が一人歩きしていて
今のAIのように、すべての仕事がITに変化していく
というような風潮でした。

そんな中、システム工学専攻を学んでいたわけですので、
当然友人はコンサルタントやSE(システムエンジニア)に
進む人が大半でした。

そんな中でどうも、パソコンの前に座って一日が過ぎていく環境が想像できないのと、
父親が商売をやっている影響もあるのでしょうか。
「もっと生っぽい仕事がしたい」と売った、買ったの商売の道へ行くことにしました。

また、当時は中国が「世界の工場」と呼ばれていた時期で
ちまたでは Made in China のオンパレード。
どうせ商売をするなら世界を相手にできる会社はないか
ということで、中国語も英語もしゃべれませんでしたが、
海外、特に中国市場へ進出している貿易商社に絞って
就職先を探すことにしました。

そんなこんなで社員数百人ほどの化粧品、美容機器の輸入、製造、販売
社長が1代で数十億規模に押し上げたオーナー企業の最終面接に残り、
当時の社長がこれから「日本の美容文化を中国へブツける」という部分に
意気投合し、社会人1年目がはじまりました。